
夏休み!と思ったら、もうあとわずかですね。
子ども達は、宿題の追い込みかなあ……がんばれ〜。
親御さん達は、「学校が始まる〜」とウキウキしてたりして笑。
でも、高学年以上の生徒さん達は夏休みの方が忙しい人も多く、塾の夏期講習、英語の強化トレーニング、何時間もすごいです。
幸いにも、ピアノの夏の強化レッスンというものはありません笑。
ギルドピアノ検定試験が行われました
さて、我が教室で夏の恒例になりつつあるアメリカのギルドピアノ検定試験が7/19、20の2日間にわたり大阪のYOSHUホールで開催されました。
教室からは、動画審査の生徒たちを含め12名が参加。
リアル(対面)審査日だと参加出来ない生徒さんたちのために動画審査があることが、本当に助かっているように思います。
学年が上になる程、クラブ活動等で予定が合わない生徒さんが増えますが、動画審査があることによって、モチベーションも下げず、継続して検定を受けることが出来ています。
一方で、発表会ではなかなか動画で参加することはむずかしく、悩むところです。
そういえば去年、子ども達のクリスマス会では、体調不良で休んだ生徒さんのレッスン動画を流すチャレンジをやりましたね。
YouTubeをみた本人曰く、「(参加していれば)もっと上手く弾けてたのに!参加したかったなあ」と言ってましたが笑。
ACMギルドピアノ検定のリアル審査は、公認指導者の方々と協力して、スムーズに行われたように思います。
今年の来日審査員のキャロル先生は、私の母とほぼ年齢が変わらないご高齢にもかかわらず、気さくでチャーミングで、何より音楽に対してとても熱心な方でした。
生徒たちは、演奏前はガチガチに緊張して部屋に入りますが、演奏後は満面の笑みで出てきます。
というのも、アメリカ人の先生はほめるのが上手い!
ゆっくりとした英語で「よかったよ」的なことを伝え(なんとなく褒められているのがわかる)「ブラボー!」と言われる。
うれしいですよね、自分の家族や先生以外の人からほめられると。
レポートカード(わかりやすくお伝えすると評価カードかな)には、キャロル先生の評価項目チェックとびっしり書き込まれたコメントがあり、あるママさんは翻訳アプリで読めました!と言って、よろこんでいました。
レポートカードは一度保護者の方に見てもらった後、私が預かり、動画審査の生徒さん達の分とあわせて、クリスマス会子どもの部(YouTube配信)の表彰式でお渡ししようと考えています。
ちなみに、今年のクリスマス会では別日に、大人の生徒さん達を集めて、ピアノバーで開催しようと思っています。
(この暑い中、クリスマス会のことを考えています笑)。
子ども用の教材でやっているレッスン紹介
前回のブログで、子どもの導入では「ピアノアドヴェンチャーファースト」を使っていると書きました。
今回は、最近通い始めた小学5年生の生徒さんを例に、即興演奏のレッスンを紹介します。
とても向上心があり、よく音を読んで、先に先に練習してきてくれる生徒さんです。
この年齢になると、こちらが意図していることもよくわかるので、毎回のレッスンが濃いものになっている気がします。
アドヴェンチャーのライティングという楽譜に、指番号を使って作曲する項目があります。
弟くんといっしょに、リズムだけが決まっている楽譜の空欄に2と3と4の指番号(親指〜小指の順で1〜5)を好きな順番で書いていきます。
それを楽譜が指示したポジション(たとえば1〜5でド〜ソ)で指番号通りに弾くと、曲になるんです。拍手!
連弾で私が簡単な伴奏をあわせると、なかなかいい感じ。
もちろん動画を撮ってママさんに送信!
これがドハマリしたようで、次のレッスンでも「あれ、やりたい!」とリクエストが。
この時点で、ペンタスケール(5本指スケールのドレミファソ)を弾いていたので「私が質問するから答えてね(即興演奏するから即興演奏で返事してね)」とドレミファソだけを使って、2小節(4拍子で)分だけ弾きます。
それに対して、生徒さんが答えとしてドレミファソだけを使って2小節分好きに弾きます。
ご存知の方は、これがジャズでいうクエスチョン&アンサーのさわりになります。
こんな感じ!とわかったところで、最後の音がドになったら終わる感じになるよね、とお互い確認。
弟くん、まちがって来てくれた小2の生徒さんも交えてみんなで、クエスチョン&アンサーの大盛りあがり!
短い小節の繰り返しなので、声かけが忙しいですが、それぞれいいセンスで弾いてくれていました。
ちなみに、まちがえてレッスンに来てくれた生徒さん。
アドヴェンチャー歴2年で、即興演奏になると「わからん!」と言って全然弾かなかったのですが、今回、みんなで弾くとこれでええんや!とわかったのか、ノリノリになった様子で参加できて良かったです。
終わりに
コロナ禍の前は、このように何人か集まってレッスンすることもあったのですが、久しぶりに偶然集まった生徒さん達と弾くと、なんと楽しかったこと!
私だけ?笑
ってことで、おためしグループレッスンを低学年の生徒さんにお声掛けして、5年ぶりにやってみました!
このお話は、また次回。
長々と、最後までお読みいただき、ありがとうございました。