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2024年1月レッスンふり返り

NARI音楽教室で1月7日に行った新年会&クリスマス会の限定YouTube配信は、1月いっぱいで終了しました。

もうすでに懐かしい感じがしています。

あっという間の1ヶ月でした。

 

足台でわかる子ども達の成長

 

夏休み明けの時も思いましたが、長期休みの後は子ども達の成長が目に見えるほどわかって驚くことがあります。

そのひとつが足台の有無。

 

ピアノという楽器は子ども用が存在せず、大人と同じものを使います。

当然、子ども達には大きいワケです。

ピアノのいすも高低こそ調整できますが、大人といっしょです。

背の低い子ども達は足が床につかず、不安定なままピアノを演奏することになります。

 

 

そこで登場するのが足台です。

幼児さんは一番高くして、成長に合わせて調整します。

ちょうど小学校高学年あたりで台を一番低くしますが、ペダルを頻繁に使う曲にも取り組み始めるので、補助(アシストペダル)もつけます。

このアシストペダルがまた、なんとなく踏みにくそうに見えるのです。

(実際、「ふみにくいよ」と言う子もいます。)

 

そこで、足台を一番低くして使っていた小4の生徒さんに「(足台を)とってみようか?」と聞いたところ「うん、やってみる」といいお返事。

(私は必ず子ども達に確認します。)

いすの高さを調整してみました。

この時、自分でも出来るように上げ下げのやり方を伝授します。

(伝授という程のことでもないですが、意外とみんな知りません(笑)。)

 

手や腕の位置を確認して、床にかかとをつけて、ペダルに足が……届いたぁ〜!

そうなんです。

背が少し高くなり足も大きくなったので、足台を使わずに直接ペダルまで届いたんです。

大きくなったね〜、そういえばオクターブも届くようになったね〜と、新たなうれしい発見がいろいろありました。

幼稚園の時から来てくれている生徒さんは、とくに大きくなったなぁと感慨深いものがあります。

 

音符カード40秒のカベ

 

身体の成長もそうですが、休み明けのレッスン時、コツコツ努力したことが成果につながった生徒さんもいました。

小学校に入ったころから、音符カード38枚の音を正しく答えるゲームを始めて、かかった時間を記録しています。

30秒台が出たらプレゼントをあげるようにすると、みんなのはりきること(笑)。

 

その生徒さんも、小4で42秒、44秒とあと1歩のところで39秒(30秒台)に届かず年を越しましたが、1月に入ってからカードを読むスピードがアップ💨

なんと39秒9という記録が出ました。

もちろんプレゼントの音楽ノートもゲット♡

レッスンもはりきってバッチリ弾いてくれました。

 

ずーっと40秒台(40秒のカベといってました)でも、カベを乗り越えるとタガが外れたみたいにワァーっとやる気が出るんだなぁと、見ていて私までうれしくなってました。

 

終わりに

 

レッスンをしていると、本当に日々私が元気をもらっています。

これからの2月の寒さも、気持ちはあたたかく、熱く盛り上がるレッスンで乗り越えます!

 

みんな!ついてきてね〜。