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ACMギルド検定録画を終えて

梅雨も終わりにさしかかり、各地での水害がこれ以上ひどくならないよう、また、怖い雨や雷が続きませんよう祈るばかりです。

 

さて、6月末にACMギルド検定試験の録画提出を終えて、レッスンの休み明けに来た生徒が、嬉しい報告をしてくれました。録画の締め切りが、ちょうど期末テスト期間中と重なったので、予定ではテスト前には録画を終えているはずでした。が、大きな曲になるほど(録画に)納得するのは難しいですね。テストが終わり、締め切り直前に取り直しをすることにしました。もう一度練習する箇所、どんな風に弾くかを確認した上で「この日はテスト勉強をする」と自分で決めて帰っていきました。そしてテスト明けの録画。集中力と気合で納得する演奏が録れたと思います。何度も何日も時間をかけて、自分が納得するまで弾いたこと、それだけでも大きな力となっています。

 

1週間、レッスンはお休みをして、その間にテストの返却もあったみたいで、来て早々「テストが今までで、一番良かってん」との報告。

「お父さんが、ピアノも頑張ってたからと違うか?って言ってた」と教えてくれました。それは『時間が限られていたから、むしろテスト勉強に集中できた(ピアノ練習も然り)』と言う事ですね。

 

今回、彼女は「ソナタ」 と言う音楽形式がはっきりした曲に取り組み、何ページもの楽譜を暗譜して、曲想を考え、弾きにくい苦手なところを何度も弾けるまで練習していました。それができたときの感動、また、やり抜いた気持ち、これらが「やり抜く力」となり、自然と物事に対する集中力につながっていきます。 それプラス、ご家族の言葉がけで勇気を貰います。(お父さん、ナイスです!)

 

これからピアノもいっぱい弾いて、成績も良くなる!この好循環を目指していきたいものです。